もうすぐ事始めの2月8日も近く、今年は何かはじめよう!という人もいらっしゃることかと思います。
私の勉強法とか、スケジュールの仕方とか、もしかしたらこれから資格にチャレンジしようとする人の役に立つかもしれないので、自分のオススメの方法をまとめておきたいと思います。
まずは受ける試験の詳細を調べるところから。受験資格が自分にあるかどうか。受験日の時期はいつなのか。標準勉強時間はどれくらいなのかをネットで検索して調べます。勉強時間が長い物ほど、勉強する範囲が広いと思ったらいいですね。
あとその合格後の事も調べておいた方がいいです。受かったらすぐに年会費を払って登録しないと失効してしまうとかの要素があると、それで仕事をしてる人以外では受かっても困るだけという可能性が。
士業は基本的に、協会にお金を払って登録しないと、その職を名乗れません。なる権利が失効するという事はないかな・・・?私が次にチャレンジしようと思っている社労士の場合、受かった後が大変で、2年の実務経験がない場合は、4ケ月の通信による講習と面接指導過程を経なければなりません。この受講料が8万ぐらいするの!でもこれをやらないと、社労士として登録すらできないという。そして登録には登録免許税に3万、手数料に3万、さらに入会金に年会費で10万ぐらいいるかも・・・。もう開業前提でやらないといけないので、かなり覚悟がいりますねー。
士業のもうひとつの特色としては、やれることのナワバリがあるんですよね。行政書士じゃないと作れない書類があるし、司法書士じゃないと登記ができないとかがあります。でも一般の人にはどこからどこまでがその仕事なの?とわからないので、依頼は結構むちゃくちゃ混じって来るらしいです。なので、行政書士1本だけでやってる人は少なくて、税理士の資格も同時に持ってたりする人も多い。社労士も行政書士と相性がいいですね。
もし私が行政書士として開業するなら、会社設立だとかの大きな物ではなく、もっと身近な、遺言作りの手伝いだとか、ビザの申請だとか、保険の事とか。生活の身近な事で相談されるような仕事をしたいですね。そういう事を考えると、社労士の仕事がすごい役立つ感じだったり。まあとにかくやってみようかなと思います。終活アドバイザーを取っておいてもいいかも?
勉強期間は1000時間程度。1年ぐらいかけて勉強するのが一般的みたいですね。余裕をもってやるなら1年と半年という事なので、今月からはじめるとちょうどいい感じになりそうです。
行政書士は800時間というのが一般的ですが、私は2月末に勉強をはじめて、8月ぐらいまで1日1時間ぐらいしかやっておらず、残りの3ケ月で1日4時間という勉強の仕方をしたため、試験を受ける段階では600時間程度の勉強量でした。ちゃんと800時間やってたら、落ちたーーって騒がなくて済むぐらいの自信をもって受験できていたってことですね;
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何をするにも己を知るということで、自分がどんなタイプか考えてみましょう。
ちなみに私は
・ノートを綺麗にまとめるのが好き
・読書は好きなほう
・数字に弱い
・時間、手間、お金を無駄にすると後悔する
・失敗を恥ずかしいと思う気持ちが強い
私の場合、受かったらこうするというビジョンなしにはじめるため、モチベの維持が難しいのですが、本を買ったり、ある程度勉強時間が蓄積されると、それを無駄にしたくないという気持ち自体がモチベーションになります。そういうこともあって、最近だとネットだけで勉強ができたりもする環境が整いつつありますが、絶対にお金をだして知識を買います。あとネットの情報の正誤を、初学者では判断がつかないので、著者名がはっきりした書籍で勉強するというのは重要というのもあります。ネットは間違った情報もかなりあふれてますからね・・・。
ノートを綺麗にまとめるのは好きなんですが、実は勉強においてノートっていらないんですよ。むしろノートを取る時間が無駄というか。 綺麗にまとめても、ノートって見直さないです。学生時代なら、授業で聞いた事をノートに綺麗にまとめておくと、試験勉強に便利なんですが、テキスト主体の資格試験勉強では、テキスト自体がきれいにまとめられたノートの状態なので、結局それを書き移すだけになっちゃうんですね・・・。
あと大事なのは勉強にかけた時間ではなく、やった内容です。何時間やっても、1ページも進んでなかったらあまり勉強ができてるとは言えないですもんね。
旅行業務管理者の試験の勉強のとき、こんな記録を残してました。国内と総合を同年受験だったので、どちらかに勉強が偏らないようにするための記録です。昨日は国内問題ばっかりやっちゃってるから今日は世界用をやっておこう、とか、先週はテキストばっかり読んでたから、少し問題集をやってみようという、次やる事を決めるためのメモですねー。
何時間やったとかじゃなく、何ページから何ページやったとかの分量で管理してます。 とにかく大事なのは、かけた時間より量と内容。
行政書士では結構、本を買いました。ユーキャンの基礎テキスト以外で、追加で1万円以上はつかったんじゃないかなあ・・・。年度が替わって法律が変わると、この本が無駄になるんじゃないかという思いが、必死度をアップさせました。
ノートは取らないけど、書き込みはする。 六法なんて毎年中身が変わって買い直しになるので、もう使い捨てにしてしまえと、何もかも六法に書き込みました。最終的にはテキストを読まず、この書き込みをした六法ばっかり読んでました。0.3mmのカラフルなペンが書き込みに便利です。
六法の弱点は持ち歩きができない事ですね、重くてw 人によっては必要ページだけ切り取って持ち歩くらしいですよ。行政書士で必要なのは民法と憲法と地方自治ぐらいなので。
安い紙質で、薄くて軽い物を1冊、常に持ち歩き用にしました。病院の待ち時間や電車の待ち時間に利用。暗記物はとにかく反復して見るしかないので、とにかくいつも見られるようにしていました。あ、あれなんだっけ?と思った時に手元にないと、すごい勿体ないですね。スマフォがある人ならネットの検索もできるし、電子書籍で持ち歩けるので、羨ましいです。
ただ個人的には、テキストは紙をお勧めしたいです。紙のテキストだと、ページの前後を関連付けて覚えていられるので、問題を見た時に「ああ、この事、あのページの次に書いてた・・・」と、覚えてるページを基準に芋蔓で思い出すという事が多いから。書き込みをしたページなんかも記憶に残りやすいです。
絵も記憶に残りやすいので、イラスト満載のテキストもオススメw
問題はこれをとにかく解きまくりました。間違えた物には付箋をして、5周ぐらいしたかも。目標はすべての付箋をなくすことでしたが、付箋が完全になくなる事はありませんでした・・・;毎回毎回、同じところで引っかかりましたねー。これが完璧に解けるようになったら次の問題集を買おうと思っていたのに、完璧に解けなかったため、過去問以外でこのタイプの問題集をやったのは結果的にこれ1冊に・・・。
試験まであと2ケ月という時にこれを買いました。すごくきれいにまとめた勉強ができる人のノートといった感じで、これに載ってる事を覚えておけば合格できるであろうという。この図表が見やすくて便利でした。
でもある程度知識がついてからじゃないと、こういうまとめ本は意味がないかも。最後の記憶の整理に使うという感じですねー。
これは読み物として、気分転換に読んでました。短編小説のあらすじ集みたいで、ふつうに面白かったです。勉強に飽きたなーと思ったら、これを読む。一人ごはんの時も、お行儀は悪いですが、食べながら読んでましたw
行政書士では記述式という40文字という文字数制限の中で書かなきゃいけない問題が3問もあり、配点もすごく高く、これが合否を分けるのでとても大事なのですが、とにかく何が出るのかわからないし、用語は完璧に書けないといけないし、漢字も書けないといけないです。漢字を間違えるよりは平仮名でも書いておいた方がマシらしいけど、今度は文字数の制限にかかるという。
なので40文字で書く練習 をするために、この問題集を買いました。
でも一番役立ったのは前半の基礎編だという。
この合格革命シリーズにはお世話になった感。
本を選ぶ時、絶対に中身を見た方がいいです。自分がとっつきやすいものを選ぶ必要ありです。開いて即閉じたくなるような本を絶対に買ってはいけません!
あと、まとめ買いはせずに1冊ずつそろえていく感じ。
初心者向けの基礎本を買って、読み終えたら、一般的な基礎本を買って読み、読み終えたら問題集を1冊買うという流れですねー。シリーズはそろえた方がわかりやすいので、最初の基礎本選びは慎重にした方がいいかも。
検定試験だと、公式テキスト1冊しか存在していないという事が多いので、選ぶ余地はないですが。
本屋さんで、シリーズ数がすごく多いジャンルは、受験者が多いと思った方がいいです。 漫画でわかる系の本があるジャンルは、初心者もチャレンジでき、独学がしやすいです。ただそういう「わかるシリーズ」「受かるシリーズ」というものがなく、初心者のはじめの1冊みたいな簡単な入門本がないジャンルは難しい試験なので、独学では厳しいと思った方がいいかも。本気で狙うなら、通信教育や専門学校に通う事を考慮したほうがいいかと思います。
あと、短期で取る必要がある場合や、3日坊主ですぐに挫折する人、毎日1時間の勉強時間すら取れない!という時間がない人も、通信講座等に頼ったほうがいいですね。専門家による受かるためのノウハウのある勉強法は侮れないです。高いお金を払ったという事と、第三者の視点があるという事で三日坊主にもなりにくいです。
というわけで、1冊買ってきましたー。
漫画でわかるといっても、別にストーリー仕立てになってるとかじゃなく、単に要点をイラスト付きの対話風にしてるだけなんですが、これが一番取っつきやすかったので。
まずはこれを通して読んで、これからどういう勉強をしていくのかの把握をしたいと思います。
自分的に絶対に取れないとダメ!というものではないので、完全独学でいきたいと思います。目標は2018年8月受験。この勉強については実況風にこまめに報告していきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (6)
自分に合った勉強方法で…というのは大切ですよね。「まずは己を知る」って、大事!
永年人間をやっているけど、己のことを良くわかっとらんのと違う? と、いつも思ってしまいます。
自分を冷静に分析して、その性格や癖や考え方を生かして、自分に合った勉強法を考える。これ、勉強法だけでなく、いろいろなことに応用がききますよね。
当たり前のことなのだけど、案外、人の言うことを鵜呑みにして、自分には向かないやり方で努力を空回りさせていることってあるような気がします。
歳をとるとね、自分のそれまでのやり方に妙に固執することもあったりしてね。経験的に何とかなったから、ということで。でも、もっと効率的で、楽しめる方法があるかもしれないのにね。
いろいろ考えさせられます。今のところ、「資格」をとる予定はないけど、MACKさんのこのシリーズは、私の今の生き方や暮らし方にとって、すごく参考になりそうです。
六法厚いし重いですよね。私が学生のときはページを切ると言うか背表紙ごとブツ切りにしてました。最初と最後のページがペラッペラのままだとよりによって第1条が破けることになるので、厚紙で表紙作って更に製本テープで製本してました。一冊の本を作り直す感じですね。
授業だと結局他の法律ごとに関連しあったりするので何冊か持っていかなければならなかったりしましたが試験勉強なら使えるかも。
合格の投稿と今回の投稿を、じっくり拝見しました。
そして、やる気をいただきました!\(^o^)/。
私も一日4時間勉強をあ、いや、無理だな、一日3時間勉強を(←早速自分に甘い)目標にして次回の試験に臨もうと思います。モチベをいただきMACKさんには感謝です。
MACKさんは次は2018年の社労士試験が目標なんですね。心から応援しています。
私は次の通訳ガイドを受験するつもりです。MACKさんを目標になんとか一発合格を目指したいと思います(と人のブログで宣言って・・・・)。
お互い頑張りましょう~~
勉強方法、ためになります!
私も今年の10月に試験を受けるつもりで勉強中です。
(100時間程度勉強すれば大丈夫らしいですが、勉強はやってもやっても不安になります。)
テキスト自体が綺麗なノート、確かに!
どこをまとめたら良いのか、どこに蛍光ペンを引いたら良いのか悩んだりします。綺麗にまとめられているからなんですね。
私もテキストに直接書き込んでしまうタイプです、が、ノートもとります。
書いて覚える感じでしょうか?テキストを見返すと、ノートのこの辺に書いた覚えがあるとノートを見直すことがあります。(やっぱり勉強してるじゃない~、と納得するのが好き←笑い)
自分が覚えるためなのでノートは汚いですけど。
自分のモチベーションを保つために、合格した人の書き込みをみたりするのも好きです。
勉強をしている人がいる、というのが励みになります。
試験は違っても、MACKさんも頑張ってると思って勉強頑張ります!
やっぱ合う方法は千差万別って感じがしますね。
ただ自分の事を自分で知るのって難しくはありますねw
自分の事を知る事と、自分はこういう人間であると決めつけるのとはまた別というのも大事ですね。自分はこういうタイプだと思い込んでしまうと、間口を狭める恐れがあるので。なのでこれは絶対ダメ!という感じではなく、コレは得意でコレは苦手程度のタイプ分けがいいのかなと思います。
食わず嫌いに色々やってみて、その中から一度自分にしっくり来たものを見つけたら、それを基点にして、足したり引いたり自分用にカスタマイズすることで、効率はいくらでもよくなるのかなと思います。
それには結局無駄になるかもしれないいろんなことに手を出すことになり、時間は同じかもですがw
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ようこさんこんにちは!
六法、あれって法律ごとの小冊子になってたら便利なのになあって思いましたwせめて民法と刑事を分けてくれるだけでも・・・・。判例入りのだと人が殺せますよね。
あと紙が薄くて結構透けちゃうので、蛍光ペンで線を引くという事は出来ないのもネックに!
他の法律に絡むっていうのは、今回の勉強でも結構ありました。議会だと地方自治法と国会法でまた別内容なので。
連続で4時間の勉強は難しいので、かなりブツ切りになりましたw朝15分ぐらいやって、昼に30分ぐらい本を読んで、問題集に1時間やると、もう眠くて眠くてw 30分寝てまた1時間やって、晩御飯の時にまた30分本を読んで、寝る前にちょっとテキストをやるみたいな感じで、1日のあちこちに勉強時間が散らばってました。でも結果的に同じ部分を時間をおいて何度も繰り返す形になって、暗記系の物はこれで有利になったかもです。
英語もこの方式でやれば出来るようになるのかなあ・・・;
通訳ガイドはかなり大きな目標ですね!日本の文化の勉強とかもあるんですよね。
一発合格はすごく自信になるし、時間も無駄にならずに次の目標にすぐ移れるのがいいですね。応援しています!
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ゆやさんこんにちは!
お金が多少かかるので、今までの経験から余計な出費は押さえつつ、ネットも利用して、最小コストで最大結果を得られるように、情報のシェアをしていけたらと思います。面白い勉強法を見つけたらぜひ教えてくださいv
書いて覚えるのも大事ですよね。模擬テストなんかは何度も使えるように、ノートに答えを書き、答え合わせの時に自分が赤ペン先生になった気分で、「ここはよく理解できています、でもココの知識があいまいですね。テキストの〇ページをもう一度読み直しましょう」とか書きました(; ・`д・´)セルフ添削・・・。
ノートが埋まると、勉強した!って実感がすごい沸きますよねーーwわかるーー。私も本当はノートを綺麗に作ったりしたいです。
最近だと可愛い付箋が多いので付箋を駆使して作ったりすると楽しいですよきっと・・・。
10月目標の試験だと、かなりじっくり取り組めますね。ここまでやったら絶対安心というラインはないので、ぜひモチベを維持して最後まで駆け抜けてください。応援してます!