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 指摘に伴い、型紙の変更がありました。このページの作例は旧型紙の作品となりますので、現在配布の型紙とは完成デザインが異なります。別途作例を作成しますので、作り方はこちらを参照していただき、完成イメージは別ページでご確認いただく形になります(2019/07/10)

 nkotanさん提供布でレシピ記事作品のがま口を作ってみました。角型の縫い付け口金が、どうも使い切ったのか見当たらないので、差し込みで。

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 小さめですねー。ほんと小銭入れ向きのサイズ。若干、小さいがゆえの縫いにくさがあります。丸型と比べると本体作成は、こちらの方が難しいですね。口金に入れるのはこちらが楽。縫物はエキスパートだけどがま口初心者!という場合はこっちがいいのかも?

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 脇の切れ目と蝶番位置はだいたい同じ。
 今回、後から気づいたけど内布を若干脇で噛んでて、皺になってました。ちょうど柄の部分で気づけず。この谷間はほんと縫いづらいです。

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 今回もリボンを付けましたが、糸が見えるとどうしても古臭く、品質が悪く見えるので、今回はボンドでくっつけてみました。ボンド止めなら完成後にバランスを見て貼れていいかもですね。裁ほう上手でくっつけています。木工用ボンドはこの用途には避けた方がいいかも。

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 コメント欄でボンドについての質問がありましたが、こちらにも書いておきますと、私は口金をつけるのには木工用ボンドを使っています。木工用ボンドは水に弱いですけど、そもそもがま口は洗濯しないですし(口金が錆びちゃう)、ボンドが布にうっかりはみ出した時、濡れたティッシュでこすれば取れるというのは、利点だと思います(口金は乾いた布でこすれば取れる)。
 弱点は固まるまでに時間がかかるので、乾燥時間を多く取る必要があること。木工用ボンドをトレイに出して放置したことがある人なら知ってると思いますが、白いうちは固まっていません。夜に出したボンドが朝になっても白い、っていうのを見た事がある人もいるのでは。とにかくたっぷり塗れば塗るほど、固まるまで時間がかかるので、固まる前に開け閉めしてると、速攻で外れたりします。
 ただこのおかげでやり直しもききますし、水に浸せばゴミに出す時の分別も楽々です。初心者は圧倒的に木工用ボンドがいいかも。慣れるまでははみ出しまくりますしねw

 口金にボンドを付ける時に、奥の谷間は白く見えるぐらいたっぷり塗って、口金内側の側面正面側部分は薄く塗るのが良いと思います。奥のボンドと内側に来る側面で最終的にがっつり留めるイメージです。正面の側面を薄く塗るのは、そうすると乾くのが早いので、片方を差し込み終えて、もう一方を差し込んでたら、先に差し込んでた方がすっぽ抜けるというのが防げるから。全体をボンドでぬらぬらにしてしまうと滑って抜けやすいです。どこかに乾きやすい部分が必要!
 ボンドで工夫しても、片方入れてたら片方が抜けちゃう!という方は、両手のほか、お腹を使ってください。片側が入ったら、お腹にがま口の底をあてて、支えながらもう片側を入れる。切腹のイメージで!お腹の肉の存在に感謝。
 机の上に置いて垂直にやってもいいんですが、私の場合は縦にするより横の方が入れやすく感じます。

 1回作って、脇がどの位置になってれば正解なのか理解できてるなら、片側が入った段階で、脇をかしめてしまってもいいです。

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 良いがま口ライフを!


■この作品についての解説■317-142-po131

■必要な布サイズ■

外布幅26cm高さ10cm*
内布幅26cm高さ10cm*

■型紙■
20180522.pdf <作例>
*2019/07/10型紙修正
 縫い付け口金を使用した場合に幅が足りなくなるという報告がありましたので幅を延長しました。作例とシルエットが異なるようになります。必要な布サイズがそれに伴い増えました。

 旧型紙デザインの方がよかった場合は別途ご連絡ください。

更に角丸が増してぷっくりしたデザインバージョン
20190713.pdf <作例>

■制作時間■
1時間(口金が縫い付けの場合はもう少しかかります)

■完成サイズ■
幅8cm高さ7cmマチ2cm

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 今は販売されていませんが、ダイソー75mm口金では作れません(斜め箇所部分の高さを5mm延長の必要があります)

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第6回布山ダイエット(5000gスタート)

3740 - 30 = 3710

距離マラソン(布幅110cm/20mスタート)は第12回で終了しました 
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1.裁断 
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 外布にはキルト芯型紙でしっかり縫い代線を引いておくと、左右対称に作りやすいです。
 内布はあまり見ないので、縫いどまりとマチの部分の印だけでOK。

2.パーツ作り 
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 心の赴くままに飾ってください。リボンは幅8cm高さ14cmの布を使っています。作り方はこちらを参照してください。 マチのタックの部分を避けるようにします。
 レース等を飾る場合、縫い付け口金の場合は上の入れ口にレースがかからないようにした方が縫いやすくなります。

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 マチになるタックを縫います。

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 内布と外布を中表に重ね、入れ口側を縫いどまりから縫いどまりに続けて縫います。曲線がちょっときついかも。

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 曲線部分の縫い代をカットしておきます。

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 出来上がった2つを、外布は外布、内布は内布で重なるようにあわせ、外布を縫いどまりから縫いどまりまで続けて縫います。

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 曲線部分をカットします。タックの縫い目は切らないようにした方が安全かも。

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 内布は底に返し口を開ける位置から、下から縫いどまりに向かう感じで、下から上へを意識して縫います。外布を縫い込まないように気を付けて。
 OKなら表に返し、返し口を縫い閉じます。

3.組み立て 

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 入れ口を一周ステッチします。内側からの方が縫いやすい人もいるかも。自分の縫いやすい癖をぜひ見つけてアレンジしてください。

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 差し込み口金に使う紙紐は9cm。縫い付け口金を使う場合で、縫い目隠しのレースをつける場合は、レースは12cmです。
 口金の付け方は、差し込み口金はこの記事を、縫い付け口金はこちらの記事に詳しく解説しています。



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