車を使っての2度目の遠出にチャレンジすることになり、前回は茨城だったので、今回は静岡方面に向かってみました。高速料金と宿泊費を考えると、バスツアー二人分とどっこいどっこいになってしまいますが、時間縛りもなくて楽しめるはず!という事で。

 本当は朝に出て、夜かえってくる日帰りの予定だったのですが、渋滞の多い首都高を通過しないといけないので、相方は前泊を希望。夜の首都高、しかも天候は雨という難易度の高いチャレンジになりました。

 最初に高速に乗るところで、上りに乗らないといけないところを間違えて下り方向に入り込みかけてしまい、思わず止まって引き返しを試みようとしたところに後続車が来てしまってぶつかりかけるというスリリングなスタートに。あの時来た車の人本当にごめんなさいorz 
 バックして道をあけるつもりで相方はいたようなんですが、Dに入れたままアクセルを踏んだせいで、ほんと1mぐらいの距離でごっつんこ寸前。向こうも急ブレーキを踏んでくれたのでなんとか助かった感じ。相方はもう、アクセルブレーキ踏み間違いのお年寄りの事、責める権利ないと思う。この間は高速でアクセルを踏むべきところでブレーキ踏んだからな・・・。あの時の後ろにいた車の人もごめんなさい・・・。パニックになるとほんと間違えるみたいですね。

 そんなスタートだったので、車の中で寝るとか怖くてできず、気づいたら車の座席を両手でぎゅっと握ったまんまでした。

 カーナビの音声も耳に入らず、画面を見る事もままならぬ感じの相方に変わり、次の次のを右!とかのナビをしながら、なんとか首都高を切り抜け、23時到着の予定をしていた足柄SAに到着したのは0時過ぎでした。
 なんか私、この日だけでナビと地図の見方を完全マスターしたかも。路上の表示も目ざとくみられるようになったので、この先工事で車線が減る、早めに横の車線へと指示も出せるように。

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 ここは上り側にホテルがあって、今回は下り利用だったので、車で送迎してもらいました。待ち合わせ場所は2Fで、エレベーターで地下に降りて、そこから下道を使って反対側に送ってもらう感じ。一応歩いてもいけるらしいけど1km以上あるとか。お風呂のあるSAだったので、車中泊をしている人もたくさんいました。うちも寝袋だとかを買いそろえ終わったら、今後は車中泊かなと。

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 ホテルはやや狭いけど寝るだけなので十分。普通のビジネスホテル並みの値段と設備ですね。ベッドが意外と寝心地が良くて、朝起きたら肩が痛いとか腰が痛いとかがなく、すごい良かったです。アメニティも一そろいあるし、パジャマまであるので、着の身着のままでこれますね。

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 朝、朝食を食べる人で大盛況。こんなに人が!っていうぐらいいました。コンビニも長蛇の列。

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 肉まんがすごい大きさとボリュームで、これ1個で満腹。

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 なのにタコ焼きまで買ってて・・・。

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 車に戻ったところ傷に気付きました。今回ぶつけた記憶もなく、止めてる間に他の車がぶつかるような場所じゃなかったので、どうやらこれは家にいたときにやったっぽいです。私の記憶にはないので多分、買い物帰りに駐車場に入れるとき、やったんじゃないのかなあと。普段の買い物は駐車場に入れるときは私はすでに降りて部屋にいるので、ぶつけてもわからないので。

 相方は傷を知り、とてもショックを受けていました。ちょうど納車から1ケ月で、新車のおろし作業の終了を知る。

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 最初の観光地、三保の松原。富士山が見える景勝地ですが、地元の人ももう1ケ月以上、富士山が見えてないそう。でもここの駐車場は小さくて、相方が混雑してたらどうしようとずっと冷や冷やしていたので、富士山が見えないなら興味なしという人が多いのか、車が少なく、大変駐車しやすかったです。

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 松林が雰囲気があっていい感じ。倒れた松が雄々しくゆがんだまま育っていたり、天然の盆栽感も。

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 絵画みたいに撮影できてますが、加工とかしてません。松林にたくさん咲いてました。

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 松の枝が間近にあるので、相方がまつぼっくりの赤ちゃんを見つけて可愛い可愛いと、喜んでました。変なところにフックする。

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 砂浜に出ると謎の植物の花が咲いてました。キレイだけど何だろう?

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 砂地の一面にある。

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 晴れていればむこうに富士山が見えるであろう場所。もうちょい左かな?

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 羽車神社でお参り。

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 何代目かの羽衣の松。
 あ、今更だけど、シーチキンのはごろもフーズってここの羽衣伝説からなのか!途中で工場の看板を見たような・・・。そういえば清水市の会社ですよね。

 三保の松原も富士山関連で世界遺産に含まれた事を記念してか、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」っていう長い名前の建物がそばにあったので、そこも覗いてきました。バスツアーだとたいていこういうところは時間がなくて見られないんですよね。

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 1Fと展示物と2Fの個別の撮影はNGだけど、2Fの展示風景の撮影はいいらしい。
 手前にあるのは松で作られた楽器なんですが、すごいいい音がします。
 世界のまつぼっくりの比較展示とかもあって面白いです。

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 キノコの展示だーと撮ってきた写真なんですが、今写真を見てて気づいたのですが、あの砂浜の謎の花の名前が左端に出てた。ハマゴウっていうらしい。

 1Fの展示では羽衣伝説にかかわるアニメとか見れて、結構面白かったです。天女がかわいそうって思っちゃうw

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 続いて久能山東照宮。下の売店の駐車場を利用したのだけど、駐車場のおじさんに、本気で石段から行くの?って言われちゃう。私は何の下調べもしてなくて(日本平の方は見てた)、ここから上るとすごい石段であることを初めて知る。相方はふっと目を逸らす。知ってたなこの野郎!

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 ちょっと登っただけで息切れそうw最近、運動不足だったから・・・。

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 えっちらおっちらとにかく必死で登る。めちゃくちゃ見晴らしがいい。なおこの石段、ロープウェイや社殿のスタッフは毎朝登ってるらしいぞ。ロープウェイが動き出す前に出勤が必要だから・・。なお転んで一回はみんな、骨折したりするらしい。怖。なおこの情報は一番上の神廟でガイドしてたおじさんからの情報である。

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 建物が見えてくるとほっとするねw相方もちょっと後悔してそう。ロープウェイの値段が高いのでケチったのです・・・。こういうのは団体割引とかがあって、旅行費にこみこみのバスツアーがいいですねw

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 この下から上まで一応全部まわってきました。本殿近辺の石段は1段が高くて大変。
 足の悪い人、お子様連れの方、体力に自信がない方は絶対日本平からのロープウェイで!
 なおここは、家康、秀吉、信長の3人が御祭神っていう、結構立派な顔ぶれ。日光のように魂だけでなく、家康の本体自身はこちらに埋まってるらしい。

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 写真のシャッターをよく頼まれるのは、私がぶら下げているカメラがでかいせいでしょうか。どこの観光地に行っても、写真お願いしますって一度は言われる。でもスマホで撮影する人が多いので、たいてい操作がわからないw
 自撮りで苦労している人や、二人組で一人ずつ撮影してる人がいたら、こちらから声をかけて、写真を撮りましょうか?って聞くのだけど、今回は声をかけた一人旅のおじさんが、どうも中国の人だったみたいで、言葉の壁があったw「シャッター押しましょうか?」と、「撮った写真を確認してください」、「良い旅を」の3セリフぐらいは、中国語をマスターしておくといいのかもしれない。

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 プラモデル発祥の地という事で、プラモの奉納がたくさん。

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 ご当地コカ・コーラは売り切れ。博物館に行くかどうか悩んだ末、見送ることに。でも帰宅してからちょっと後悔。多分あそこ、2度は行かないだろうから・・・。

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 石段は下りも危なっかしくて大変だったw
 相方は「スタッフの人、登りの時に怪我しても、観光客とかが後から来て助けを呼んでもらえるけど、仕事が終わった帰りに転んで骨折して動けなくなったら、携帯がない時代、大変だったろうな」等と、変な方向に思いを馳せていました。

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 駐車場を使った売店で買い物か食事をすると、駐車場代がタダになるらしく、お昼ご飯をここでいただきました。不機嫌なおかみさんだったけど、その不機嫌の原因は先に来てた外国人カップルのせいのような気も・・・。

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 石段を登る前はお腹がすいてなくて、きっと運動したらお腹がすくさ!と思っていたのだけど、運動量が多すぎて逆に食欲を無くす事態にwでも名物っぽいものが食べたい・・・と思い、そばをするる相方の前で、このスペシャルな定食を・・・。釜揚げしらすと、桜エビのかき揚げ。

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 この場所のいいところは、イチゴのハウスだらけ。旬の時期はいちご狩りが楽しめるところなので、イチゴスイーツがたくさん!残念ながら今回は時期が遅かったけど、スイーツはいろいろありました。

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 そして今回の旅の目的地、登呂遺跡。なんかねー地図を見てて、ふいに教科書に載ってる所に行きたいってwあいにく雨が降り出してきましたが。

 まずは登呂博物館へ。

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 ここはどこもフラッシュさえ炊かなければ撮影OK。
 こちら小学生が作った船。すごいな小学生、丸木えぐったんだw

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 博物館の中にもあの住居が!

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 当時の色々な情報が満載です。へーーーーっと、思いのほか結構感心して見てしまう。

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 構造とかについて詳しくて、今わかっていることをすべて展示してましたね。まだまだ不明な部分はあるようですが。

 特別展は、火にまつわることをテーマにしてFIRE~火から生まれた文化~というのをやってました。

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 これ教科書で見たことある(∩´∀`)∩

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 FIREつながりで、コーヒーの焙煎のコーナーもありましたが・・・w

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 こんな住居に人が住んでられるのかなあ?なんて思ったけど、実際入ると居住性の高さにびっくりしますね。外は湿度が高くて蒸し暑くなっていたのですが、中に入るとからっとしてて涼しかったです。これはもしかしたら夏涼しく、冬暖かいって感じかも。

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 昔はこんな感じだったのかーーというのがわかって面白かったです。ショップも色々面白かったですよ。火起こしキットとかあったし・・・。
 そういえばここのショップで売ってるもの、どれも夏休みの工作に良さそうなのがたくさんあったかも。題材に困ったらぜひw

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 3時に登呂遺跡を後にして帰途につきました。

 どこの観光地も、混雑というほどでもなく、だからといって閑散ともしていない、程よい人の出。登呂遺跡とか学習目的でしか使ってないんじゃないのかと思ったけど、子供もすごい楽しんでやってたし、大人も結構面白く感じたかも。
 火起こし体験を相方はやりたがっていたけど、子供しかやってなかったので恥ずかしくて言い出せずw近くにあった芹沢銈介美術館は休館で残念。


 東名高速の工事渋滞がひどくて、また首都高の渋滞もあり、帰宅は8時頃だったでしょうか。

 あともうちょっとで家だねーってところで、激しいクラクションの音が。え?うちが鳴らされてるの?ってオロオロ。どこで鳴ってるのかもよくわからなくて。
 信号で止まりかけたとき、前を走っていた車が突然ハザードを出して、道路の真ん中に停止。そして運転手が勢いよく飛び出してきて・・・これはもしやあおり運転をしたとかされたとかのアレか!?と思ったら、その運転手はすごい勢いで前方に走り去って行った・・・。
 信号が青になっても、その車が止まったまんまで、対向車もきはじめたので追い抜くこともできず。
 助手席の女性がオロオロしてるのがシルエットで見える。

 やっと運転手が戻ってきた。バイクの人を連れて。

 運転手は後ろで身動きできない車列に対し、特に気にするそぶりも見せず、何食わぬ顔で車を路地に入れたので、こちらはやっと動いていけたのですが、どうもクラクションを鳴らしていたのはこの前の車だったよう。そういえば、直前に脇をすり抜けていったバイクが、すごく危なかったことを思い出し。前の車は左に詰めてたのでぶつけられたのかも。それで怒りMAXであの行動だったのかなと・・・。

 ほんと家がもうすぐっていう気が緩んだ瞬間だったので、とにかくびっくりしました。
 家に帰るまでが遠足で、気を抜いたらダメですね。バイクがぶつかってきたのがうちの車だったかもしれないですし。

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