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 この帰省の旅シリーズ、すごいあちこちを紹介してますが、これ全部1日の出来事なんですよね。1日のうちに何か所行ってるんだっていう。ただほんと、晴れたのはこの日だけだったので、この1日で目的の場所をすべてめぐることができたのは運が良かったと思います。

 モネの庭を見にいったため、何箇所か札所を横切って室戸まで車を走らせ、そこからまた引き返すという感じに。中途半端に逆打ちをするわけにもいかないのがこの巡礼の旅の辛いところ。ただの観光なら、近場から寄っていくってできるんですけどねw

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 明星の出でぬる方の東寺 くらき迷いはなどかあらまし

 高知最初の札所になります。最御崎寺で、ほっみさきじ って読みます。室戸岬にあって、結構高台なので、見晴らしのいいところ。道をさらに進めば宿坊や駐車場があって、そこにはたくさんの野良猫がいます。

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 エサを定期的にもらっていて、大切に保護されている野良猫たち。
 みんな耳がカットされた去勢済のサクラ猫ですね。兄は最初、虐められて耳をカットされたのかと思ってびっくりしていましたが、あれは目印カット。


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 あ、これ絶対ハナちゃんって呼ばれてるわw

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 そこそこ警戒心ありつつの、人なつっこいところもありの。左端の黒猫が切り込み隊長みたいで、最初によってきて、エサをねだるしぐさを。魚の尻尾をあげてたら、他の猫も安心したのか寄ってきました。
 どうもここの猫をいじめてるロクデナシがいるらしく、防犯カメラを大量設置していました。ナンバー等を控えて通報も行われているようです。片目がつぶれた子なんかもいて、虐待されてしまった子もいる様子・・・。ほんと何処でも最低のやつっていますね。
 昔はこんなに猫がいなかったはずなので、捨てたロクデナシもいるっぽい。こうやって保護するように世話されている場所があると、そこを狙って捨てる奴もいる。猫たちを保護しようという人達の存在と、猫を虐めて享楽を叫ぶ馬鹿者の存在を両方感じてしまい、人間の裏表のような、なんとも気分が落ち込む場所です。この場所の猫たちの、末永い平穏を祈りたいです。

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 話を戻して最御崎寺。
 七不思議の鐘石。
 これほんとびっくり。石でこつくと、鉄の鐘のような音が本当にするの!クワンクワンって感じの音。立ち寄ったらぜひ。

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 七不思議がもうひとつ。話が結構面白い。強欲な事するからー。

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 塔がピンクで可愛いのも見どころかもw

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 木漏れ日がキラキラして落ち着くなここ・・・。

 少しだけ進んで坂を下ると、室戸の灯台。室戸岬灯台っていうのですが、むろとみさきとうだい、じゃなくて、むろとざきとうだい って読む。恋人の聖地らしい(初耳)

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 このレンズがでっかいの!2.6mあるので。フレネルレンズですね~。この光、49km届きます。日本一の距離です。近くにいると相当まぶしいと思われます。霧の夜なんかに見ると、すごくキレイなんじゃないかなあと。
 歴史的な価値も高くて、かつては米軍の攻撃を受けた弾痕が残っていたり。

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 とりあえず記念撮影しちゃうよね。しかし空も海も青くてきれいだな~。室戸は結構好きw

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 この眺望。街路樹がヤシの木でハイビスカスが咲き乱れてるから、ここどこ?ってなるけど。

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 昔はこの道も有料だったとか。


(つづく)

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