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 一度通った道を引き返すことになっていますが、助手席側が海の見える方向になって、海の景色と山の景色を堪能できたのは良かったかも。

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 続けてまいりましたのは第25番札所 宝珠山 真言院 津照寺。四国の南側にあるお寺って、この中国っぽいデザインが多い気がします。

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 結構きつくて長い階段。
 あの中央の建物なんだろうと思ったら。

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 鐘撞堂でした。なんでこんなところにあるのか?と思ったら、本堂まで行って理由が判明。

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 鐘撞堂からの景色。

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 さらに登ってやっと本堂なのですが、この本堂がたいへん現代的な材質で出来てます。

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 鉄筋モルタル?

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 とにかく敷地面積が狭くて、このお堂がかろうじて建ってるスペースしかなく、全体像の撮影も不可能。だから鐘撞堂が階段途中にあったんですねー。
 本堂の前がこんな扉だから、どうしたらいいのか躊躇してしまいましたが、中に入ってお参りするという感じでした。材質やこの扉のせいで、一見公民館とかそういうたぐいに見えてしまいますので入りにくい・・・w

 調べてみたところ、明治に政府に土地を取り上げられ、廃寺になってしまったらしく、お寺の敷地もその際に無くなってしまって、かろうじて残っていた地蔵堂?の敷地に昭和50年にたてなおしたそう。

 なんとなくはじめた八十八か所巡りですが、歴史に触れたり、調べたいと興味がわくことが多くて、今更ながら初めてよかったと思います。信仰の旅とはまた違った立ち位置で巡っていますが、信仰のために巡っている人の姿を見かけているうちに、2周目をまわる機会があるなら、弘法大師を心から信仰していた祖父母のために、信仰の立ち位置からもめぐってみたいなとも思えるようになりました。
 今はここが〇〇寺かーみたいな観光気分ですが、それが恥ずかしくなるような、真摯な信仰の姿を目の当たりにしているので。

(つづく)

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