久しぶりにクッキーを作りました。以前住んでた所はガスオーブンがついてたので、パンでもお菓子でも作り放題だったのですが、引越しでそれもできなくなり、しょんぼりしてたのですが、クッキーとかならオーブントースターでも余裕で焼けるらしいので、オーブントースターで焼いてみる事にしました。うちのオーブントースターは普通のより1000円高い、温度調節もできるヤツなので、結構いけるかも!

 私の得意なクッキーはココアマーブルクッキー。どんな風に作っても、サクサクおいしく仕上がるのでお気に入りです。気温が低いため、なかなかバターが柔らかい室温になってくれなくて、生地作りに思いのほか苦労してしまいましたが(ノω`)お菓子作りって優雅じゃないですね。かなり力仕事だと思います。今日のクッキーはアイスボックスタイプなので保存も利きます。
 とりあえず生地が落ち着いてからカットし、9枚並べて焼き、残りは冷凍。焼け具合はバッチリでした(´∀`*)火力がキツ過ぎたりしそうな印象だったのですが、温度調節を自動でしてくれたのでまったく焦げず、サクサクな仕上がり。

 オーブントースターは温度が上がりやすいので、クッキーなどの作成には向いてるみたいです。ただし熱源が近いので、どうしても厚みのあるものは難しいんだとか。パウンドケーキとかは残念ながら、今の環境では作れないみたい・・・。でも普通のスポンジケーキ(とは言っても限りなく蒸しパンだけど)は、電子レンジの方で作れるので、電子レンジ用のケーキ型を買おうかなぁ、と。紙カップがたくさんあるので、カップケーキとかマフィンならすぐに作れそう。検索してみると電子レンジで作れるお菓子のレシピがたくさんあるのにビックリ。電子レンジ用の調理器具の量にビックリ。パスタまで茹でられる。

 しかしオーブントースターにしても電子レンジにしても、お菓子作りで電気を使い過ぎるのが残念な所。ガスオーブンは偉大だった・・・。
 とりあえずオーブントースターでクッキーが普通に焼けるのがわかったので、バレンタインはバッチリですな(笑)

 手作りのバレンタインチョコといえば中学生の頃。自宅で作るお菓子なんてホットケーキぐらいで、台所に立つのは苦手。当時は家のお手伝いもろくにしない悪い子だったので(=ω=*)母親ももちろんお菓子なんてシャレたモノなんて作らない、醤油や味噌味の似合う女だったので、はじめて私がチョコレートを手作りしたい!と言い出した時、二人共知識がない状態でした。田舎なので本屋もなく(書籍類は近所の商店の人に、仕入れのついでに買ってきてもらわないといけなかった)、当時ネットなどというものもありませんし、手作りチョコといっても、「溶かして型に入れるだけだろう」なんて舐めてかかってましたので・・・。
 そんな簡単なモノでも、知識のない二人が作るとそれすら完成しないのですよ(笑)

 まず、”チョコレートを湯銭で溶かす”事自体を知らないので、直火にかけて焦がす(=ω=)どんどん粘りを増すチョコレート、慌てて火を消してもすでに遅く。今なら牛乳でも入れてゆるめるんだろうけど、知識のない二人は”熱で粘りを出したチョコをゆるめるため”に暴走。母が「チョコレートによくお酒入ってるから合うんじゃない?ブランデーあるわよ」と・・・。直火にかけて半ば焦げたチョコに投入されるブランデー。
 洋酒入りのチョコを食べた方ならわかると思いますが、あれってお酒に触れる部分のチョコレートがパキパキになってますよね。その現象が鍋の中に発生したのでした(ブランデーが冷たいのも原因)。しかもテフロンとかの鍋ではない、普通のアルミ鍋での事。得も言われぬ惨状に・・・。
 しゃもじでこそげ落して、ハートの型に無理やり練り混んだものの、いかにもお腹を壊しそうなチョコレートの出来上がり。固まった後も型から上手く出せず、指でぎゅうぎゅう押したため、指紋が大量についたりして・・・。
 この手作りチョコを何処の誰にあげるつもりだったのか忘れましたが、結局は家で父親に食べさせた覚えが。

 他にも、小さなアルミカップに一口チョコをいれて、勉強机に備え付けられた白熱灯の熱で溶かして(近づけるだけでチョコが溶けるぐらいの熱量がありました)、麦チョコをトッピングしたりと、結構無茶なバレンタインのお菓子作りをしてました。当時。
 おなか壊す人とか、いなかったかなぁ(笑)

 現在はちゃんと本とか見ながら、道具も揃えて作ってるので、私からの手作りお菓子を安心してお召し上がりください。まじまじ、今は平気だって!