なまちゃんの命の選択肢は、家族じゃなく自然が決めてしまったみたいです。

 夕べは苦しそうだったけど、朝になってから熱もだいぶ下がり、水を自力で飲みに行くぐらいまで回復したという連絡がありました。これでご飯が食べられるようになったらまた元気になるかもと。とりあえず車の移動も耐えられそうな様子なので、夕方に点滴を受けに病院に行くという事になっていました。
 
 お昼に兄が、病院に行くためのタオル等の準備を1階でしてると、2階で寝てたなまちゃんが急に鳴いたらしい。2階に上がると、フラフラと階段そばまで歩いて来ていたので、トイレに行きたいのかと外に連れ出したら、そこでいつもとは様子の違う嘔吐。体が汚れてしまったのでお風呂場に連れて行こうとしたら、玄関先で失禁し、そのまま呼吸が弱くなって、12時16分に永眠。鳴き声は13分頃だったらしく、たった3分間の出来事だったそうです。
 帰省中、もう会うのは最後になるだろうから、いっぱい写真を撮っておけと言われたのだけど、自分が撮ったのが最後の写真になるのが嫌で、一切撮らずに帰ってきたから(=ω=)私が持ってる写真は、まだなまちゃんがピチピチ元気だった頃のばかりだ。
 埋葬は、将来うちの親が入る予定の墓のそばらしい。

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 うちの家族になって15年、私が一緒に暮らしたのはそのうちのたった3年だったけど、ちゃんとずっと覚えてくれてて、帰省した時はいつも私のそばで寝てくれてたなまちゃん。滅多に帰らないせいか、帰った時はずっとそばにいてくれてたっけ。もちろん今回も。

 なまちゃん、安らかに。