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 たくさん撮って、色々と身につけなきゃいけないテクニックがあるので、もうガンガン撮影していくつもりで。もしフィルムカメラだと、自分で現像するなりしないと大変だけど、デジカメならすぐデータで確認できるので、かなり助かりますね。
 難点はいくらでも撮れる事から、ついつい1シャッター入魂が出来ず、”ヘタな鉄砲も数撃ちゃ当たる”状態になるところでしょうか・・・。

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 写真撮影は、今目の前にある世界を切り取って保存するような作業ではありますが、その中に自分が綺麗だと感じた部分を、いかに表現するかという部分で、かなりクリエイティブな要素がありますね。

 目の前にある風景を、ただひたすら撮ればいいってわけではなく、自分の見せたい主体の部分を強調したり、枠の中にバランスよく納めたりするセンスもかなり重要なようです。しかもその最高のバランスは、太陽の傾きなど刻一刻と変化し続けていて、シャッターチャンスは一度きり。

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 絵を描く方がずっと大変だと思っていたけれど、ほんのわずかな角度の違い、光の当たり方で、対照の魅力が大きく変化してしまう写真の方が、かなり集中力も必要で大変に感じてきました。

 また自然の被写体は、それだけでリズムがあって美しく、どんな角度で撮っても絵になる事が多いのですが、自分でレイアウトして撮影するのは、これまた別のスキル。ファインダーを覗いては微調整を繰り返すしかないのですが、やってみるとあまりのセンスのなさにガッカリします。

 そして光も、レイアウトするアイテムの1つなんですね。

 今までのコンパクトカメラでは、明るいか暗いかぐらいしか気にしていなかった光が、一眼ではかなり重要な印象です。

 やばい、このままでは超宝の持ち腐れorz ほんと体の一部になるぐらい使わないと、思い通りに撮影することすらままならぬ予感。そしてレイアウトのセンスも、かなり磨いていかないと・・・。

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 うちの新しいカメラたん、AEBという露出の異なった写真を連続で撮影できる機能があります。本来の使い方では、露出をどの程度にするべきか判断が付かない時など、この機能で通常・マイナス補正・プラス補正の3種類を一気に撮影し、その中で気に入った物を使うというような用途です。

 私が以前からやってみたかった処理にHDR(ハイダイナミックレンジ)というのがあるんですが、このHDR画像を作るには、露出だけ異なった同じ画像が2枚以上必要なんですが、この機能で3枚撮影できたらそれで作れる!と思い、ちょっと試してみました。

 AEBは連続でシャッターを切って3枚撮るので、三脚を立てるなどして画像がズレないようにする必要があります。今回はダンボールを置いて三脚代わりにしました。

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 ↑薄暗い部屋で普通に撮影しただけの状態。

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   ↑HDR化した画像。

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 シャープかつ、メリハリも出る上に、薄暗くなって詳細がわかりにくい部分もくっきり。色もすごく鮮やかになります。かなり実物を見たまんまの再現が出来てます。

 風景写真などで、空と大地を撮影したとき、地面と空の輝度が違いすぎ、地面の凹凸を綺麗に撮影しようとすると、空の雲の立体感が損なわれ、空が綺麗に写る設定で撮影すると、今度は地面が暗くなりすぎるという事があります。HDRを前提に撮影すれば、空の雲は立体感バッチリだし、地面も見事な凹凸で表現できるという。

 ちなみにこのHDR作成機能、SONYの一眼デジカメ”α”とかだと、カメラの機能としてデフォルトで存在するらしいです。

 今回は3枚重ねですが、これを7枚以上重ねると、3Dでモデリングしたような、現実世界では有り得ない見た目の画像になります。それも効果として面白いですけど、あまり用途はないですねw

 ちなみにHDRは、普通のデジカメで撮影した画像でも作ることができます。露出を手動で変更しながら2~3枚撮影し、PhotoshopCS2以降ならソフトの機能で一発統合圧縮できます。
 画像がズレてはいけないので、その点だけ注意が必要ですが。

人気ブログランキングへ 三脚欲しくなってます; カメラを買った後、更に保護フィルタを購入して、4000円追加で出費してるんですけどorz