うさぐるみは難易度が高いレシピで、胴体などは特徴的な形をしているため、はじめてぬいぐるみを作る方などには、作り方がわかりにくい部分が多々あったと思います。もしかすると今までも途中で製作を諦めてしまった方もいるのではないかと・・・。

 今回質問がありましたので、更に詳しい解説を追加したいと思います。

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 胴体のために裁断する布は3枚。胴体の横側の布は、左右対称に1対、つまり各1枚ずつ裁断しておきます。この並びが、完成時の配置です。三日月型の内側部分が、お腹用の布に合わさる感じです。

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 何処と何処が縫い合わされるのかがわかりにくいと思いますので、裏側に色鉛筆などで、縫い代のラインをうっすら書いてみてください。
 写真のように、左側は赤、右側用は緑というように色分けすると、間違えなくなります。

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 写真のように、2枚を内側が表になるようにしてあわせます。黄色のラインの部分を縫いましょう。左の写真はお腹の布を上にした場合、右の写真はそれをひっくり返した場合です。構造がわからなくてもいいので、見たまんま、このように重ねてください。そしてお腹用の布、横用の布の縫い代ラインを合わせるように縫います。まずは黄色のラインのところまで縫います。

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 糸はそのままで、上側をあわせます。なんだか空白が出来てゆがみますが、それが正しい形なので、まずは首側の位置をしっかり合わせます。

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 首の位置にあわせたら、花びらのように凹ますような感じで、ちょっとお腹用の布を押し込んで、歪んだ横用の布に合わせます。すごく立体感が出ると思いますが、この写真のように持ってみてください。なんだかどうしてもぴったり合わない場合は、足りない部分の布をちょっと引っ張ってみるとかで調整します。

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 表から見てもひっくり返しても、お互いの布がはみ出していないように合わせると、自然と立体的な花びらのようになります。
 この状態で、縫い代位置を縫い合わせていきます。

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 縫うとこんな感じになります。ちょっと縫い目が粗いので皺になってますが;
 平らにはならず、立体的になります。

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 両側を縫うとこんな感じになります。

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 ひっくり返して、一番カーブがきつい位置の縫い代に、ちょこっと切れ込みを入れます。

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 半分に折って、赤いラインの位置を縫い合わせて、ひっくり返せば胴体の出来上がりです。

 以上を見てもサッパリわかないという方は、更に続きをごらんください。

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 お腹の布の切り替えのせいで難易度が高いので、お腹の布の切り替えがなければ、もっとわかりやすく簡単になります。

 どうしても元の型紙では無理!という方はぜひ、こちらの新型紙をご利用ください。胴体の型紙のみです。

「20110210.pdf」をダウンロード

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左右対称になるように、各1枚裁断します。型紙の緑のラインは、縫製位置です。わかりにくくなるので、ぜひ布に、写真のように書き込んでください。型紙の緑ラインの部分をカットすれば、このラインが引けるはずです。このラインは縫うラインなので、布の方は切り取らないようにしてください。

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 タック部分を縫いましょう!
 左側のパーツを見てください。 三角形が半分になるような感じで折ります。引いたラインがひっくり返しても大体同じ位置になってるのを確認したら、ラインの上を縫います。
 広げると右側のようになっているはずです。

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 2枚を中表にあわせます。 赤のライン部分を縫ってひっくり返せば完成です。
 タックの縫い代は、お尻側に倒してください。

 縫い代がきっちり合わないなどがありますが、細かい事は気にしなくて大丈夫です。