せっかく家造りをするなら、自分の希望が反映された住みやすい家造りをしたい!家を建てる事になったら誰しもそう思うはず。でなければ、注文住宅で建てる意味もないのですが・・・。

 まったく家のビジョンが持てていなかった私ですが、作ってもらった間取り図を見ながら、それを元に、その家で暮らした場合の生活をイメージして、こうした方が住みやすそうだとか、コレがあった方が良さそうというアイデアが、やっと湧くようになってきました。

 未来の生活をイメージすると、自分自身の今の生活を振り返る事もできますね。そういえば自分はこんなタイプだったな・・・と、色々わかってきました。とりあえず布山が存在する現実から目を背けてはいけないのです!!←大事

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 元々私、家を新築するにあたり、収納ってそれほど必要ないと思っていたんですよ。収納が増えたら増えた分だけ物も増えるという印象ですし。限られた空間での生活の中で、物を取捨選択して生きて行く私カッコイイ!とも思ってました。
 
 でも今現在、それが出来ているかというと、できてない!
 布は山だし、パン作りの材料や道具もダンボール1個じゃ納まらない!
 私の趣味は種類豊富に材料が必要になる物ばかりなので、その材料の置き場が必須なんですよね・・・。仕事のための資料として、大きい本も多いし。
 服や靴は一般の人より少ないとは思うのですが、それでも収納を全く取らないというのは無理ですし。

 悩ましい!

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 2度目の設計士さんによる間取りでは、全て合計すると6畳分の部屋が取れるんじゃないかというぐらい、収納たっぷり!もちろんそのせいで、洋室2部屋は4.5畳ぐらいしか取れなくて狭め。
 設計士さんのお宅は収納がなく、奥さんに常々「収納のある家、収納のある家!」と言われているらしく、そのせいでしょうか。でも収納が多すぎて、生活空間がぎっちぎちというのもどうかと・・・。本当に各部屋が、寝るだけの部屋みたいな広さに。
 特に寝室の収納が多い!ウォークインクローゼットに1・5間分の押入れ、しかも寝室自体のサイズが8畳と他の部屋より大きい。寝室こそ寝るだけの部屋なので、狭くていいし、着替えは2人分でもウォークインクローゼット1箇所で十分収まる。
 なので寝室を6畳の和室にし、収納はウォークインクローゼット1つ。減らした分のスペースを各部屋に割り振る事にしました。

 結果2階は、6畳程度の洋室2部屋と、寝室用に6畳の和室1部屋+ウォークインクローゼットという間取りに。洋室の方にはそれぞれ、1間分サイズのクローゼットを1つずつ設える形にしました。

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 廊下には、家族で共有の出来る1畳サイズの納戸的な収納があったのですが、以前ご意見を頂いた、2階にも水道があった方がいいというアイデアを採用すべく、小さい洗面所(高気密高断熱の家はバルコニーに水道が付けられないため)を設置、寝室横にあったロスガードもそこに移動しました。
 これで2階はOKかな!と思ったのですが・・・。収納がもしかして足りなくなりすぎた?
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 2階の洋室はそれぞれ、私と相方の部屋となります。子供でもできたら、私の部屋の方を子供部屋にするという感じで計画されています。
 それまでは、私の部屋としてPCを使ったり、勉強をしたり、布を裁断したりするスペースとして利用し、布などの材料の収納に使われます。
 うちのSDっ娘のハル(くん)ちゃんも、この部屋で暮らす事になるかと。

 相方はもう、完全に自分の心地良い空間を作るつもりらしく、防音室にしてシアタールームにできるようにして・・・と、男のロマンを突っ走っています。映画を見たり、ゲームをしたり、心行くまで趣味を堪能する様子。本当に出てくるつもりゼロwww 大音量のサウンドも楽しみたいんだそう。
 ただ防音室にすると、その部屋だけ空気の循環から外れる事になり、別途その部屋にミニロスガードのような空気交換システムを設置しないといけないんだそう。
 他にもプロジェクターやスクリーンの設置をするには天井を低くしないといけないとか、制約も色々。お金も結構かかるので、悩ましい部分です。
 でも子供が双子だったりしない限り、この部屋が子供部屋として使われる事はないので、好きにしてもらってもいいかなあと。

 収納を大きく減らした事で少し難点が。相方がダンボールを捨てられない人なのです。引越しや修理に出すために必要という事らしいですが、PCケースの箱をはじめ、メモリの入っていた箱、ヘッドフォンの入っていたパッケージ、電化製品類の箱など、ありとあらゆる箱を残していきます。私は予備パーツやマニュアル類を出してまとめ、箱は捨てますが・・・。箱も価格に含まれているから、という理由を過去に聞いたような気もしますが、家まで無事商品が届いた時点で、箱は役目を終えてると思いますがw 初期不良があったときにそなえ、半年から1年だけ置いておくのは理解できます。

 引っ越したら、AV機器類をたくさん買い揃える相方の姿が想像できます。そしてきっと、そのダンボールを捨てません。せめて畳んでほしいけど、緩衝材があるからそれも出来なさそう・・・。
 自室に入りきらない空きダンボールが寝室のクローゼットに入ったり、廊下に積まれたらやだなあとw

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 1階はリビングとダイニングキッチンと水回り一式。
 キッチンは女の城という事で、私の好きに作る事が出来そうw お風呂とリビングは彼の担当です。

 キッチンはカウンターキッチンを置いてもらう予定。そしてガスが使えるように。オール電化にした方が安く上がるし、光熱費も安く出来るのですが、家にいられる時間が限られているのに、夜間電力を気にしてパンを焼いたりしたくないし、火力の大きいガスオーブンも設置したくて。
 キッチンにパントリー的なスペースがほしかったのですが、家が小さくて無理なので、小麦粉コレクションのために、床下収納を設置してもらう事に。小さいですけど、パン材料はすべて入ると思います。週末のまとめ買いや、宅配の利用が増えると思うので、余裕があれば、同じサイズの床下収納を備蓄食材用にもう1箇所付けてもらおうかと。

 料理なんかの家事をしながら、縫い物をする生活スタイルが染み付いてしまったので、階段下のデッドスペースを利用して、そこをミニアトリエというか、ミシン部屋に。建物の強度的に、どうしてもそこに柱が必要で、丁度目隠し的な壁も設置でき、一石二鳥v

 週末にまとめて裁断をする事が多いので、裁断を2階で行い、1階では縫うだけ、仕上げるだけというようにしようかと。糸くず散乱も最小限になるかなあとw
 もし子供が出来たりしたら、子供が小さいうちはここを子供の遊び部屋として使ってもいいかな。その場合はミシンは2階へ。

 リビングは収納の多いテレビボードを設置。ソファなどは置かず、今使用しているコタツをそのまま使おうかと。彼が2階にいる間は、勉強はここでやるかも。
 お風呂は洗い場を広めサイズに。

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 当初29坪で予定していた床面積ですが、狭くて融通が利かないため、じりじり増えてしまい32坪にorz 一条工務店は坪単価計算なので、これで予定より200~300万ぐらいアップという事になってしまいました。
 2400万でローンの審査を出していたけど、ローンを少なくするために2000万ぐらいに抑えたいと考えていましたが、なんだかんだと結局、2400万は遣いきりそうですorz
 これよりオーバーするようなら、オーバーした分は貯金を切り崩して現金で処理しようかと。
 なんとなくですが、アレもつけたいコレも付けたいという欲が出てきて、オーバーするんじゃないかと踏んでいます・・・。

 次の打ち合わせで、現在希望の見積書が出ます。ドキドキしますねw
 あと外構のデザインもそろそろ出てくるかな?

 そういえば外構というか基礎の方なんですが、当初ベタ基礎だけでいけるという事を聞いていたのですが、前回の打ち合わせの際、設計士さんから、「盛り土があって段差があるので、高さ的に崖の扱いになるかも知れない。おそらく擁壁を作る事になるだろう」と。
 崖扱い+擁壁になると、予想より基礎にお金がかかる事になります。
 土地を見に行った時は50cmぐらい土を削るのでーという話を聞いてたのに、打ち合わせでは削るのは10cmになってました(ノ∀`;)お隣さんとの兼ね合いもあるので仕方ないですが・・・。

 他の家造りブログさんの方で、営業さんから「絶対に大丈夫 この土地なら基礎は○○だけで大丈夫ですよー」と聞いてその土地に決めたけど、いざ土地を買って、地盤調査の段階になったら、80万ぐらいプラスの工事が必要なのがわかった・・・というのを見かけましたが、うちも同じ轍を踏んだようですwww

 営業さんの言う事は信じず、一番最悪の状態でいくらかかるか、というので計算して置いた方が絶対いいですね。高いと思ってたのが安く済んだならいいけど、逆に高くつくと色々予定が狂って大変orz