今日はブックカバーの、型紙の作り方を解説したいと思います。1つ作り方を覚えたら、あとは本の厚みが変わろうと、大きさが変わろうと、自由自在で作れるようになります。

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 語学というカテゴリで集めた本も、この大きさのバラバラっぷり。市販品のブックカバーのサイズも限られているので、自分で作れたら便利ですよね。

 私は小学生の頃から、本にはブックカバーをかけるのが大好きで、いかに読み込んだ本も、綺麗なままで維持するのに情熱を傾けるという状態だったので、ブックカバーの存在は身近。きっと他にもそんな方がいらっしゃるのではないかと。

 いつも型紙を自作している時の方法に、わかりやすい・覚えやすい比率の設定を追加して、今回のご紹介となりました。本日分は型紙の製作工程のみですが、参考にしていただけると嬉しいです。

 ブックカバー本体の縫製工程については、他にも似たレシピがあるようなので公開を躊躇しているのですが、型紙だけあっても困るとは思うので、縫製方法については明日、一応のご紹介としたいと思います。
 

 なお、図鑑や六法全書のような超分厚い本になってくると、ちょっと比率が変わってくるので、今回の作り方では対応しきれていないかも。本自体の大きさにもよるので、なんとも説明しづらいのですが、一般的な小説や文庫、新書、教科書類、絵本やテキスト類は、今回の作り方で作ることができます。
 厚みそのものというより、最小設定の厚みと、最大設定の厚みの格差がありすぎるとダメという感じかも。もう厚い本専用!とするなら、同じ作り方で大丈夫な予感がします。でも1cmの本も入れられるけど10cmの本も入れられるように、というようにするのは難しいです。だいたい1~3cmの厚みに対応、という感じにしたほうが無難ではないかと思います。

 第六回消費マラソン中(布幅110cm/20mスタート)
 1964 - 0 =1964cm 
今週ノルマ●●●○○○○(土曜スタート)

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 なお今回は型紙なので、自作された型紙で作られたブックカバー本体については、オリジナルとして発表してください。

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 まずは対応させたい本のサイズを計ります。縦と横を正確に。メモをとっておきましょう。

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 用紙の端っこに、縫い代分の1cmラインを引いておきます。本の大きさにもよりますが、文庫や新書サイズならとりあえずA4で大丈夫です。大きめの本や厚みのある本は、A3用紙の方が作業しやすいです。私はA3で作っています。

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 表紙をはめこむポケットになる位置を設定します。どんな大きさの本でも、6cmあればすっぽ抜ける事はないと思うので、縫い代の線から6cmの位置に印をつけます。手帳のような小さなサイズの場合は、3cmぐらいでも大丈夫です。だいたい比率からして、表紙サイズの1/2から1/3が目安ではないかと。

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 次は縦の長さを設定します。今回の本の場合、サイズは縦19cmだったのですが、布の厚み分、表紙の厚み分を考慮して、+0.5cmし、19.5cmの部分に印をします。なお表紙が分厚い場合、布が分厚い場合は、思い切って1cm足してください。普通の小説のような薄いものなら、綿麻程度の厚みの布で作る場合、0.5cm足すだけで大丈夫です。

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 下のラインの部分に戻り、本の横幅部分の印をつけます。折り返しポケットの印位置から、本の横幅分を設定する感じです。

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 同じように、上にも線を引いて、同じ位置に印をつけます。そして上側にも縫い代1cm部分を書き足します。

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 本幅指定のラインを縦で結び、縫い代1cmを書き足して、とりあえず片側分の表紙部分としての型紙が完成です。
 表紙を入れるポケットとなる位置を指定した6cmの部分には、ノッチが欲しいので、忘れないように印をつけておきましょう。

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 もう片方の表紙側の型紙を続けて作ります。同じように紙の端っこに縫い代のラインを取り、縦の長さを同じにします。そして背表紙部分の位置を設定。今回使った本は1.5cmの厚みでしたが、この形状の本は2cmぐらいの厚みの本が多いので、それに対応できるよう、2cmと仮定し、まずは2cmの位置に印をつけます。分厚い本を入れるなら、その厚みに合わせてください。小説なら1~3cmなので、大きいほうにあわせて3cmにするのが良いかと思います。

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 こちら側は調整できるよう長く作ることもあり、正確な横幅サイズより、きっちりした数字の方が好ましいため、実際の幅は13.2cmでしたが、四捨五入して13cmとし、小数点以下をなくします。

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 折り返し部分になる所を設定します。横幅設定部分の1/2を四捨五入する感じで。13の1/2は6.5ですが、四捨五入して7cmにします。

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 さらにその7cmの1/2で求められる3.5cmの位置に印!

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 ここはお好みなのですが、私は3.5cmなら縦も3.5cmの位置に印をつけて、線を結び、斜めラインを作ります。緩やかになるよう、どんな大きさのカバーを作る時も、常に印は縦2cmの位置って決めてしまっても良いかと思います。

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 縫い代位置を指定します。ここで一度確認したいのが、背表紙幅+本の横幅の1/2の大きさ+それの更に1/2の大きさ=という合計が、本体の横幅の大きさを超えないようにしてください。

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 外布には必要ないのですが、この段階で内布の折り返し部分を押さえるリボン部分の指定をしておきます。位置は折り返し幅の1/2の四捨五入位置から、3cmの幅を。今回だと折り返し部分は7cmなので、1/2は3.5.四捨五入して4cmとしています。これで外布Bは完成。

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 押さえリボンの型紙も作っておきます。チロルテープやリボン、レース、綿テープなどで代用する場合は必要ありません。縦は本体型紙と同じにそろえ、幅は12cm。完成の幅は今回は3cmですが、完成が1.5cm程度あれば、大抵はすっぽ抜けません。レースなどで代用する場合は、本の大きさによりますが、1.5~3cm幅を考えておけば問題ないと思います。小さい手帳サイズになってくると、1cmでも大丈夫です。

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 もう一枚、外布Aと外布Bと同じ型紙を作り、のりしろ分を残して剥ぎ合わせ部分の縫い代をカットし、ノリでくっつけて一枚にすると、内布用の型紙になります。ノッチ位置などを写し忘れないように気をつけて。

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 内布用の型紙で、対応させたい本を包み込んで大きさをチェックします。OKだったらこれで型紙は完成です。

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 内布用の型紙が出来ると、どんな切り替えのデザインも出来るようになります。たとえば上下分割デザインにしたければ、内布用の型紙に切り替えのラインを書いて、トレースし、剥ぎ合わせの縫い代部分を補うだけ。

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