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 正式な楕円(長径短径の計算で作る)底じゃないですけど、半円+長方形+半円の物を何と呼ぶか思いつかず(角丸も何か違うし)、楕円という名前にしてます。以前作った丸底バッグも、まん丸じゃないのに丸底って名前付けてましたしねw 同じ様な物なので、丸底バッグと同じ製作番号にしました。

 いわゆるバケツトートの仲間ですかね。バケツトートは底がまん丸ですが、あれって可愛いけど底がかさ張って、大きいサイズになると持ちづらい感じなので、今回この形にしました。

 ↑メインで使った布はこちら!すごくモダンな感じでカッコイイ。遠目で見るとパッチワークにも見えるかも。とっても縫いやすくて、こういうバッグ類もしっかり仕立てられます。
 茶色の生地もデコレクションズさんのものです。

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 底はこんな感じ。外布は直線の物なので、今回入れ口側に茶色を持ってきていますが、ボトム側に持ってきても可愛いと思います。

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 久々にうねごろタグをつけた気がします。最近小物ばかりでしたからねー。水玉布がそろそろ不足なので買い足しが必要なのですが、今月はショップがオープンできなかったので予算がありません;
 型紙でこだわったのは、A4サイズの用紙に貼り合せなしで印刷出来る物の最大サイズのトートにする事でした。

 今回は布での試作を一切せず、紙の段階で切ったり貼ったりして作りました。

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 布の消費はそれほどでもないのですが、大学ノートもすっぽりのそれなりのサイズです。

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 中に入れるとこんなサイズ感。

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■型紙■

「20150327.pdf」をダウンロード

■製図■

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第9回布消費マラソン中(布幅110cm/20mスタート)

654 - 50 = 604

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 裁断の注意点は、持ち手の型紙と外布(口布)の型紙が共通だという事と、布目に対して持ち手は型紙を縦にして裁断、口布は横にして裁断という違いがあります。横目で持ち手を作ってしまうと、使っているうちに伸びやすいので注意です。裁断したあと見分けがつくように、持ち手はすぐに縦半分に折り目をつけておくといいかも。

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 ポケットの作り方は、ひっくり返すタイプです。タグなどを飾ってから~

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 中表に畳んで、底側に返し口を残して縫います。縫い終わったら、角の縫い代をカットして、縫い代をしっかり割ってから表に返します。

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 返し口はそのままで、内布に縫いつけます。型紙にだいたいの縫いつけ位置は設していますが、お好みで。

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 内布2枚を、中表にして重ね、左右端を縫い合わせます。片側に10cmほどの返し口を開けておいてください。

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 底布と、合印を合わせてクリップで留めます。マチ針よりクリップがお勧めです。

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 直線部分から縫い始め、曲線部分に到達したら、底布に合わせるために本体布に切り込みをチョコチョコ。薄手の布なら5mmぐらい、厚手の布ならやや深めがいいかも。

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 縫い終えたら、曲線部分には楔形の切り込みを細かくいれ、底側に縫い代を倒します。

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 外布は2枚をはぎ合わせます。タグをつけたりレースをつけたりはこの段階で。
 持ち手も作成しておきます。持ち手は2cmの市販の持ち手を使ってもOK。

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 内布のときと同じ手順で、外布も仕上げていきます。
 持ち手と紐を仮止めします。持ち手は印の外側に合わせてつけていますが、位置はお好みで変えてください。

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 内布で作った袋に、表に返した外布の袋を入れて、入れ口側を1周縫い、返し口からひっくり返して返し口を縫い閉じます。

 お好みで更に入れ口側を1周押さえのステッチをして、ボタンなどをつけて完成です。