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 作成工程をまとめるために作りました。なんだか撮影工程撮影の回に限って、あまり写真向きではない布をうっかり選んでしまう自分を、撮影しながら叱るハメになりました。暗い色の布って撮影が難しいですねw

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 背表紙が付くとスッキリして見えて気持ちいいです。

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 この作成工程は以前作った大学ノートカバーの手順が下敷きにありますが、角がカクっとシャープに決まりやすくて、お気に入りのレシピになりそうです。

 布の上下を意識して作ると途端に気を使う部分が増えて面倒くさくなるので、布の柄に上下がない方が気軽に作れると思います。

 銀行でくれる1冊用のケースごとでも収納できます。

Jpeg_bankcase

■この作品についての解説■

型紙:「20151014.pdf」をダウンロード

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第10回布消費マラソン中(布幅110cm/20mスタート)

560  - 1  = 559

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 布と芯以外の材料としては、タグ、ゴム紐7.5cm、ボタンが必要です。
 裁断、芯貼り、折り目つけ、ノッチなどの下準備をします。 使う布によって芯の厚みを変えた方が良いと思います。シーチングなら厚手、綿麻なら普通厚もしくは薄手で。芯なしで作っても大丈夫ですが、カッチリ仕上げたいならやはり貼った方がいいかと。
 カードポケットの芯はお好みですが、私はシーチングをメイン布にした場合のみ普通厚の芯を貼るようにしています。しっかりしたほうがカードが入れやすいので。

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 ポケット布の表布の1枚の中央に、ゴム紐を仮止めします。もし布に上下があるようなら、カードを入れる底になる側につけます。

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 ポケット布の表布と内布を中表になるように重ね、両端を縫います。縫い終わったら表にひっくり返します。

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 表に返したら、カードの入れ口側をしっかりさせるために押さえのステッチを。これでポケットのパーツは完成です。

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 表布本体の中央位置に、背表紙布を乗せて縫います。これは省略してもかまいません。

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 印した位置にあわせてポケットを置きます。カードの入れ口側(ステッチを入れたほう)が、布端向きにあるのを確認して、クリップやマチ針で留めます。

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 カードポケットの底部分を、本体に縫い付けていきます。両方。

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 底が縫い終わったら、はじめと終わりはしっかり返し縫いする形で、ポケットを中央で分割するように縫い付けます。

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 タグなどを飾ってメインのパーツが完成です。

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 内布と表布を中表に重ね合わせ、両端を縫い合わせます。この時、内布がだぶつく事を防止するために、表布より内布が2mmぐらいはみ出すぐらいを意識して、若干ずらして縫うと、内布が表布より少なくなる分、だぶつくのを抑えることができます。

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 一度表に返し、端をステッチします。これが通帳用のポケットの入れ口になります。

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 カードポケットがペラペラしてずれないように、縫い代位置に少し仮止めのステッチを入れておきます。このとき裏面にある内布も一緒に縫っちゃってOKです。

 裏に返します。

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 カードポケットの位置を参考に、写真のようなジャバラ折りにします。背表紙位置と、通帳ポケットの入れ口の距離を7mmぐらいにするようなイメージにするとずれにくいです。
 マチ針かクリップで留めておきます。

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 1辺は端から端へ縫い、もう1辺には返し口を開けます。返し口は、指で押さえて、カードポケットの段差を参考に、カードポケット入れ口部分まできっちり縫っておくイメージで。

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 返し口を開けた辺の、内布をきっちり縫い代部分で折ります。

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 このままだと通帳ポケット部分がペラペラのままになってしまうので、このレシピでは内布を避けて、返し口部分の距離を仮で縫っておくことにしました。

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 裏から見ると、返し口をあけるための返し縫い部分より少し入るところまで縫ってます。
 きちんとした縫いラインからは内布を避けたため、1mmぐらい上になってます。

 ここまで作業ができたら、内布が外側になるよう表に返します。

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 返し口はこんな感じに開くので、仮縫いの縫い目を隠すような位置で布を拾って、縫いふさいでください。

 外布が表になるようにひっくり返したら、角をきっちり引き出して、アイロンで形を整えます。

 ボタンを縫い付けたら完成です。ボタンはアイロンのあとに付けるのがオススメです。