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 土曜のDVDタイムは「スクール・オブ・ロック」を見ました。ここ最近、懐かしめの古いのばっかり見てます。

 この記事はネタバレがあります。

 あらすじを簡単になぞると、デブで冴えない熱すぎる(暑っ苦しい)ロックに情熱を傾けるデューイが主人公。ロックな男ではあるんだけど、ロック過ぎて身勝手で自己中。あまりの自分勝手っぷりのせいもあり、自分で作ったバンドなのにクビにされるという体たらく。もうすぐ重要なコンテストがあって、やる気満々で優勝を取るつもりだったのに・・・。

 あげくロックに入れ込み過ぎて収入もなく、同居人カップルからは(特に彼女の方)家賃の激しい督促が。
 なんとかお金を作りたいデューイは、なんと同居人の友人に来た仕事を、友人に成りすまして受けるという無茶を・・・。

 その仕事はなんと小学校の教師。規律正しい厳しい学力重視の学校で、教師でも何でもないデューイが、とんでもない授業をはじめる。それはなんとロックの授業。

 週刊少年マガジンの漫画でありそうな展開が繰り広げられます。

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 厳しすぎる学校に、子供たちは無気力で、漫然と状況を受け入れていました。
 デューイも全くやる気はなく、勤務時間の全てを休憩とし、遊んで来いという始末。

 でもたまたま見た音楽の授業で、子供たちの楽器の演奏が上手い事に気付きます。クラシックでしたけどw

 そこから、もしかしたらこの子供たちはコンテストに出られるバンドメンバーになるのではと、悪知恵満載で、子供たちをだましにかかります。
 最初はいぶかしんでいた子供たちだけど、デューイの人心操作術というか、それぞれの得意分野を見つけ出す才能、やる気を引き出す絶妙なトークで、生徒たちは一気に才能を開花させていきます。
 真剣で本格的な授業風景だけど、やっているのはロックの歴史とかw 宿題もロック!ロック!ロック!
 ロックに関しては、こんなトンでもない主人公でも滅茶苦茶いい教師っぷりという。ものすごい熱血教師です。

 ロボットのようだった子供たちは、やがて柔軟で、反骨精神満載の、各自の才能を生かす大活躍を見せます。
 コンプレックスの塊だった子も、勇気を奮い立たせていきます。
 
 でもこんな厳しい学校のこと、校長はもちろんPTAも厳しい。子供たちにロックなんてもってのほか。
 ついにデューイが偽教師であることがバレ、最大の危機に立たされます。
 子供たちも、だまされていたことを知り・・・。



 自暴自棄のデューイを、激しくけしかけたのはなんと、子供たち。だまされた事など怨むことなく、むしろデューイ以上にロッカーと化してw
 無気力だった自分たちに火をつけた言葉で、今度はデューイのハートに火をつけます。
 そしていよいよステージ。

 そこにはもう自暴自棄の男はもとより、自分勝手で傲慢な、かつての男の姿はありませんでした。
 子供たちの成長も目覚しかったけど、何より主人公デューイの成長がすごい。ロックンローラーとしての熱いソウルはそのままに、バンドマンというグループの一人であるという自覚。他人の才能も素直に認め、裏方にも気を配り、仲間を鼓舞する言葉の力を持つ、最高のリーダーとしての気質を見せます。

 最後のステージは盛り上がりまくり、優勝は逃したものの最高のアンコール。


 劇中で子供たちは実際に見事なパフォーマンスを見せますが、本当に演奏してるというのがすごい。
 どの子も本当に上手くてビックリします。
 ロックに詳しい人が見ると、お!?と思うシーンも結構あるみたいですね。

 コメディというジャンルなので、あちこちで面白い場面が出てきますが、爆笑シーンはなく、思わずクスリとする感じです。

 私は校長先生のキャラが好きかも。校長先生がめちゃくちゃ可愛い!