色彩検定というのはどういうものか、簡単に概略を説明したいと思います。
詳しいことは、色彩検定協会の公式サイトを閲覧。
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■色彩検定とは
正式名称『文部科学省後援 色彩検定®』と申しまして、生涯学習としていいですね!ということで、文部科学省が認定したことにより、技能検定として一定の評価がもらえるようになりました。
この検定に合格すると、色に関する知識を持っているという一定の評価をされるため、2級以上は堂々と履歴書に書いたりする事もできます。
似たような、色に関する試験では、「カラーコーディネーター検定試験®」というものもあります。
色彩検定は色にまつわる全般知識といった部分が大きいですが、カラーコーディネーターの方は、商工会主催と言うこともあって、商業色が強い感じだったかと思います。
どちらが価値があるかとは、一概には判断がつきにくいですが、受けている人はあまり多くないですね。インテリアコーディネーター志望だと、カラーコーディネーターの方が商業デザインに強い分、資格的には相性がいいかも。カラーコーディネーターの方は取っていませんが、色彩検定の知識があれば、取れるのかな?機会があれば挑戦してみたいと思います。
■合格率
検定試験というのは、公式テキストに書かれているもの以外の情報がほとんど必要ないので、テキスト1冊持っていれば、結構どうにもでなるという点と、色彩検定はデザイン専門学校などが団体受検をする場合があり、強制でやる気のない人が受けさせられていたりするので、3級については、まじめに勉強する人ならまず100%取れる難易度です。10人受けたら7~8人受かるレベルなので、受かっていないのは団体受験で強制された人の可能性が高いです。いかにも専門学校生の友達同士でつるんでるっていう雰囲気の集団が、試験会場に散見されます。
2級は欲張って3級と併願して受けて、勉強が足りずに落ちる人がチラホラいるかも。ジャンルが幅広すぎて、覚えなきゃいけない事が多いので、試験まであと1ケ月みたいな段階で勉強をはじめるなら、併願は避けて3級から順番に取ったほうがいいですね。
1級はいわゆる実技の二次試験というのがあるので、それにしり込みをして受ける人自体が少ないです。ただ難易度自体は、2級と同じぐらいの感覚。二次試験が自分で答えあわせがしにくいので、己のセンスを信じろ!みたいな所もあって予習で勉強しにくいかな・・・。一応頭でっかちな知識だけで答えは導き出せるのですが、バランス感覚みたいなのがどうしても必要になるかなぁ?
1級まで取りたいなーという人は、覚えたことを上積みしていけるように、2級を取ったら次の回で1級を受けるというスケジュールにするのがいいと思います。1年開けたりすると、基本的な内容を忘れて、勉強が辛いかと・・・。
■勉強に必要なもの
・対応級の市販テキストか公式テキスト
私は3級と2級はイラスト満載の市販テキストで、1級だけ公式テキストを使いました。
あまり内容は変化しませんが、JISが変わったり(色彩検定には直接関係ないですけど、たとえば今年の12月で洗濯表示のマークが変わる)、科学的な新しい見地の採用などもあるかもなので、古本派の人も、過去3年以内ぐらいの古さ程度に抑えたほうがいいと思います。色印刷が劣化してても困りますし。
・あとコレ↓
・3級と2級は、市販のテキストと、それにちょこっとついてる問題集でクリアできるかも。
1級は過去問題集を解いておいたほうがいいので、問題集を買うといいですね。
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色彩検定が、役に立つかどうかですが、私は在職中に取得しましたが、別にそれで給料が増えるとか評価が上がるとかはなかったです。資格自体が就職に有利とか、そういうのもあまり影響しないような気がしますね。
ただ知識は、役立ちます。
色を組み合わせることに自信がつく感じ。この色はこうだから面積を多めに取って、この色は少し控えめに使おうというように、理論的に考えられますし。
この部分は目立たせなきゃいけないから、周囲の色はこうしないといけないというのもわかるようになります。
どうしてここに、この色を使ったの?と聞かれても、理由が説明できます。
なので資格を取得する云々は別として、知識として知っておくと、縫い物で布あわせでウンウン悩む時間は短縮できますので、ちょっとかじってみようかな?と思ってみるのはいいのではないかと思っていたりします。
雑学としても、何故夕焼けは赤いのかが説明できるようになるし、色の名前や意味を知ると、歴史や日本文化が好きになれるかも。そういう面白いところだけつまみ食いだけでも楽しめる事も、この勉強をオススメできる理由のひとつです。
詳しいことは、色彩検定協会の公式サイトを閲覧。
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■色彩検定とは
正式名称『文部科学省後援 色彩検定®』と申しまして、生涯学習としていいですね!ということで、文部科学省が認定したことにより、技能検定として一定の評価がもらえるようになりました。
この検定に合格すると、色に関する知識を持っているという一定の評価をされるため、2級以上は堂々と履歴書に書いたりする事もできます。
似たような、色に関する試験では、「カラーコーディネーター検定試験®」というものもあります。
色彩検定は色にまつわる全般知識といった部分が大きいですが、カラーコーディネーターの方は、商工会主催と言うこともあって、商業色が強い感じだったかと思います。
どちらが価値があるかとは、一概には判断がつきにくいですが、受けている人はあまり多くないですね。インテリアコーディネーター志望だと、カラーコーディネーターの方が商業デザインに強い分、資格的には相性がいいかも。カラーコーディネーターの方は取っていませんが、色彩検定の知識があれば、取れるのかな?機会があれば挑戦してみたいと思います。
■合格率
検定試験というのは、公式テキストに書かれているもの以外の情報がほとんど必要ないので、テキスト1冊持っていれば、結構どうにもでなるという点と、色彩検定はデザイン専門学校などが団体受検をする場合があり、強制でやる気のない人が受けさせられていたりするので、3級については、まじめに勉強する人ならまず100%取れる難易度です。10人受けたら7~8人受かるレベルなので、受かっていないのは団体受験で強制された人の可能性が高いです。いかにも専門学校生の友達同士でつるんでるっていう雰囲気の集団が、試験会場に散見されます。
2級は欲張って3級と併願して受けて、勉強が足りずに落ちる人がチラホラいるかも。ジャンルが幅広すぎて、覚えなきゃいけない事が多いので、試験まであと1ケ月みたいな段階で勉強をはじめるなら、併願は避けて3級から順番に取ったほうがいいですね。
1級はいわゆる実技の二次試験というのがあるので、それにしり込みをして受ける人自体が少ないです。ただ難易度自体は、2級と同じぐらいの感覚。二次試験が自分で答えあわせがしにくいので、己のセンスを信じろ!みたいな所もあって予習で勉強しにくいかな・・・。一応頭でっかちな知識だけで答えは導き出せるのですが、バランス感覚みたいなのがどうしても必要になるかなぁ?
1級まで取りたいなーという人は、覚えたことを上積みしていけるように、2級を取ったら次の回で1級を受けるというスケジュールにするのがいいと思います。1年開けたりすると、基本的な内容を忘れて、勉強が辛いかと・・・。
■勉強に必要なもの
・対応級の市販テキストか公式テキスト
私は3級と2級はイラスト満載の市販テキストで、1級だけ公式テキストを使いました。
あまり内容は変化しませんが、JISが変わったり(色彩検定には直接関係ないですけど、たとえば今年の12月で洗濯表示のマークが変わる)、科学的な新しい見地の採用などもあるかもなので、古本派の人も、過去3年以内ぐらいの古さ程度に抑えたほうがいいと思います。色印刷が劣化してても困りますし。
・あとコレ↓
大きめの本屋さん、画材屋さん、文具屋さんで売ってます。 3級はこのまま使って、2級1級になると切り刻んで遊ぶことになります。 試験が終わった後も、結構使えます。 |
1級は過去問題集を解いておいたほうがいいので、問題集を買うといいですね。
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色彩検定が、役に立つかどうかですが、私は在職中に取得しましたが、別にそれで給料が増えるとか評価が上がるとかはなかったです。資格自体が就職に有利とか、そういうのもあまり影響しないような気がしますね。
ただ知識は、役立ちます。
色を組み合わせることに自信がつく感じ。この色はこうだから面積を多めに取って、この色は少し控えめに使おうというように、理論的に考えられますし。
この部分は目立たせなきゃいけないから、周囲の色はこうしないといけないというのもわかるようになります。
どうしてここに、この色を使ったの?と聞かれても、理由が説明できます。
なので資格を取得する云々は別として、知識として知っておくと、縫い物で布あわせでウンウン悩む時間は短縮できますので、ちょっとかじってみようかな?と思ってみるのはいいのではないかと思っていたりします。
雑学としても、何故夕焼けは赤いのかが説明できるようになるし、色の名前や意味を知ると、歴史や日本文化が好きになれるかも。そういう面白いところだけつまみ食いだけでも楽しめる事も、この勉強をオススメできる理由のひとつです。