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 Babyボストンのリメイクレシピを作りました。布は2~3種類を表に使いますが、今回は2種類で作成し、必要布サイズもこのデザイン比率での計測を行っています。

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 目立つ部分はポケット部分なので、柄を目立たせたい場合は、口布やポケットに柄布、本体に無地を使うとバランスがいいです。特に、底がわ裁ちなので、柄に上下がある時はポケットの方に柄を使うといいかと思います。
 上下のない柄で、全体に使うと子供ぽさが強すぎる布を大人向けに遣いたい時は、この作品のように土台として使うといい感じになります。

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 とにかくポケットの多いレシピです。

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 20cmファスナーポーチなので、大人が持つとこのサイズ。

■この作品についての解説■009-010-ba002

旧解説:Babyボストン

■必要な布サイズ■
外布A幅24cm×高さ30cm
外布B幅40cm×高さ41cm
内布幅48cm×高さ32.5cm
20cmファスナー

■型紙■
Babyボストン 20160428.pdf 20cmファスナー
Kidsボストン 20171118.pdf 25cmファスナー

■制作時間■
2時間30分

■完成サイズ■
幅22cm高さ14cmマチ7cm

■製図■
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 製図では、外ポケットを本体布と同じ布で作る指定になっています。
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 形状をバッグっぽくデザインしていますが、持ち手のあるポケットの多いファスナーポーチでしかありません。パーツが多いために時間はかかりますが、ファスナーポーチが作れるレベルの人なら作れます。逆を言えばファスナーがつけられない人は作れません。
 解説はファスナー付けができるレベルである前提で記載しています。

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第3回布山ダイエット(5000gスタート)

1639 - 90 = 1549

距離マラソン(布幅110cm/20mスタート)は第12回で終了しました 
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1.裁断 

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 型紙に従って裁断し、ポケットの入れ口の三つ折りや、持ち手をたたむ、芯を貼るなどの作業を行います。型紙の指示に従って、ポケットにはジグザグミシンなどで端処理も。

2.パーツ作り 

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 フラップを作ります。2枚を中表に重ね、上の直線部分に6cmほどの返し口を開けます。縫い終わったら、縫い代の一部をカットして表に返します。

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 角をしっかり出しておきます。返し口は開けたままでOK。抑えステッチを入れたい場合は脇下のみで、上は縫わないようにします。

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 持ち手は中央の折り筋に両端を突き合わせるように畳むタイプ。

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 それを更に半分に折ってのステッチ。

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 ポケットの入れ口を三つ折り始末します。内布も同様に。

3.組み立て 

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 ポケットを縫い付けていきます。型紙に配置のラインが入っているので参考にどうぞ。大きいポケットは下側を縫います。両脇もぴらぴらしない程度には仮止めが必要です。

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 ポケットは横投長なので、中央にスナップボタンなどで留める要素があると便利度アップ。お好みで。口布をつけるときにスナップが邪魔になる場合があるので、この作業は口布縫い付けのあとが推奨。

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 小さいポケットも中央をそろえ縫い付け。

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 上から2cmの位置になるよう、フラップをポケットに重ねます。

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 3mmぐらいの位置をステッチ。最初と最後はしっかり返し縫い。

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 持ち手を仮止めします。

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 口布を中表になるよう重ね、縫い合わせます。

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 縫い代を下に倒し、押さえステッチ。

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 これで外本体完成。

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 内布も同様にポケットを縫い付けます。内布はだぶつきやすいので、中央に仕切り縫いをするのがおすすめ。

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 小さいポケットも同じ位置ですが、若干上につけても大丈夫。

4.仕上げ 

 ファスナーをつけていきます。以降、ファスナーの付け方を含め、ファスナーポーチの作り方と全く同じなので、以降はファスナーポーチの作り方を参照していただく事にし、簡易な解説のみになります。

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 ファスナーを仮止め。

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 内布を中表に重ね縫い合わせます。

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 ファスナーが付きました。

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 ファスナーを引きやすくするためのタブを外布に縫い付けます。

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 ファスナーを中心に、内布、外布それぞれを中表に重なるように畳みなおし、両端を縫います。

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 内布の底は返し口を縫い残しておきます。

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 4か所の底角をマチになるように畳んで縫います。

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 返し口を縫い閉じます。ミシンで1mmの位置を縫ってしまうと簡単です。

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 この作品は、作り方の簡易作成手順が印刷出来るPDFファイルがあります。
 ぜひご利用ください!
*7時にアップされていたのは古いデータでした;
 7:30までにダウンロードされた方、お手数ですが、リロードしたうえで最新データをダウンロードしなおしてください。作り方を解説したページのURLが新しい物になっています(古いデータはココログのアドレスになっています)。
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